【保存版】韓国ドラマロケ地一覧|人気作品の撮影場所をエリア別に徹底紹介

俳優
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韓国ドラマを観ていると、ふと「この景色、どこにあるんだろう?」と息をのむ瞬間があります。
まるで自分の心の奥にあった記憶を映し出すような、あの“光の匂い”。

私が初めてロケ地を訪ねたのは、もう十数年前。
『冬のソナタ』のロケ地、春川の南怡島。
画面の中でヨン様とチェ・ジウが歩いた並木道を、私も同じように歩いてみたとき——風の温度まで、ドラマと同じだと気づきました。
それ以来、私は“ドラマの世界を現実で歩く旅”に魅せられてきました。

出版社の記者として、そして韓国ドラマ評論家として20年。
私はこれまで、ソウルから釜山チェジュ島に至るまで200ヵ所以上のロケ地を巡り、現地の制作スタッフやロケコーディネーターにも直接話を聞いてきました。

撮影現場は、どれも画面よりもずっと静かで、空気が澄んでいて。
けれどその静けさの中に、確かに「物語の残り香」が生きているんです。
『トッケビ』の石垣道では、まるで時間が止まったような空気が流れていましたし、
『愛の不時着』のチェジュ島・咸徳海岸では、波がリ・ジョンヒョクのピアノのように静かに打ち寄せていました。

そして『梨泰院クラス』の夜の通りでは、ネオンの光がパクセロイの“再起の炎”みたいに輝いて見えた。
現地に立つと、ドラマを“観る”感情と“生きる”感情の境界が溶けていくのを感じます。

韓国ドラマのロケ地には、単なる観光地では味わえない「物語のリアリティ」があります。
建物や道の一つひとつが、キャラクターの感情の延長線上に存在している。
だからこそ、聖地巡礼は“ドラマの裏側を旅すること”でもあるのです。

今回の記事では、私がこれまで現地で取材・撮影した経験をもとに、
「本当に訪れる価値のある韓国ドラマロケ地」を、ソウル釜山チェジュ島の3エリアに分けて紹介します。
現地スタッフが語った撮影秘話や、ファンが知らない小さな裏話も交えながら、
まるで一緒に旅しているような感覚で、ロケ地を案内します。

この記事を読み終えるころには、あなたもきっと、旅の計画を立てているはず。
スーツケースの中にはチケットと、少しの勇気、そして“あのドラマの余韻”を。
さあ、一緒に——ドラマの世界を歩きに行きましょう。

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  1. 🏙️ ソウル|王道ロケ地が集まる、ドラマの中心地
    1. 🧡 北村韓屋村|『トッケビ』『キング:永遠の君主』——時を超える愛が生まれた場所
    2. ☕ カフェ・オニオン 安国店|『トッケビ』“記憶のカフェ”で過ごす午前10時
    3. 🌉 汝矣島(ヨイド)・盤浦大橋|『ボーイフレンド』『恋人』——都会の夜に溶けるロマンチックな光
    4. 🏰 景福宮前通り|『王になった男』『宮(クン)』——韓国史劇の象徴
  2. 🌊 釜山|海と街が溶け合う、“人間ドラマ”の舞台
    1. 🏖️ 海雲台ビーチ(ヘウンデ)|『海街チャチャチャ』——笑顔と涙の混ざる海
    2. ⛰️ 甘川文化村(カムチョン)|『トッケビ』『女神降臨』——絵本のような路地に宿る奇跡
    3. 🌉 広安大橋(クァンアンデギョ)|『流れ星』『あなたが眠っている間に』——夜景が語る“余韻”
  3. 🌺 チェジュ島|自然と孤独が交差する、“心のロケ地”
    1. 🌊 咸徳海水浴場(ハムドッ・ビーチ)|『愛の不時着』——あの“北朝鮮の海”は、ここにあった
    2. 🌾 オソルロクティーミュージアム周辺|『マイン』——美術館のような豪邸が象徴する“女性の自由”
    3. 🕊️ 九龍岬灯台(クリョンアプ)|『ピノキオ』——真実を照らす光
    4. 🌾 小さな牧場カフェ|『ボーイフレンド』——人生が交差する瞬間
  4. 📍 マップで見る韓国ドラマロケ地|物語を歩くためのガイド
  5. 💬 まとめ|ドラマの中を歩くという、最高の贅沢を
  6. 🔗 情報ソース/参考リンク集
    1. 🌏 公式観光サイト(総合)
    2. 🏙 ソウル|ロケ地・施設公式
    3. 🌊 釜山|ロケ地・施設公式
    4. 🌺 済州島|ロケ地・施設公式
    5. 🧭 ルート計画・アクセス

🏙️ ソウル|王道ロケ地が集まる、ドラマの中心地

韓国ドラマのロケ地巡りを語るうえで、ソウルはやはり欠かせません。
歴史とモダンが共存し、カメラを向けるだけで物語が生まれる街。
そして、ほとんどの制作会社が集まる“ドラマの心臓部”でもあります。
私が初めてソウルでロケ地取材をしたのは2007年。
それから十数年、どれほど時代が変わっても、この街は常に「物語の舞台」であり続けています。

🧡 北村韓屋村|『トッケビ』『キング:永遠の君主』——時を超える愛が生まれた場所

韓国ドラマ好きなら一度は見たことがある、あの石垣の路地。
『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』で、キム・シン(コン・ユ)とウンタク(キム・ゴウン)がすれ違ったあの道が、まさにここ——北村(プッチョン)韓屋村です。

静かな住宅地の中に、600年以上前から続く韓屋が連なり、
通りを抜ける風の音が、まるで“時間の流れ”を奏でているよう。
私は何度訪れても、ここを歩くたびに胸が締めつけられます。
コン・ユが残した視線の余韻が、石垣の隙間に今も漂っているようで。

📍 アクセス地下鉄3号線「安国駅」から徒歩約10分
💡 美咲メモ「朝9時前」がおすすめ。観光客が少なく、まるで自分だけのドラマの世界に迷い込んだような静けさが味わえます。

☕ カフェ・オニオン 安国店|『トッケビ』“記憶のカフェ”で過ごす午前10時

北村から少し歩いた場所にある、古い倉庫を改装した人気カフェ「Onion(オニオン)」
『トッケビ』シンとサニー(ユ・インナ)が語り合ったシーンの撮影場所でもあります。

薄暗い店内に朝日が差し込む瞬間——
まるでドラマのセットに足を踏み入れたような錯覚に包まれます。
クロワッサンを一口かじるたび、
“画面の中の世界と自分の世界が重なる”感覚に、心がざわつくんです。

📍 アクセス安国駅3番出口から徒歩5分
💡 おすすめメニューシグネチャーの「オニオンブレッド」。サクッと香ばしく、ロケ地巡りの朝にぴったり。

🌉 汝矣島(ヨイド)・盤浦大橋|『ボーイフレンド』『恋人』——都会の夜に溶けるロマンチックな光

ソウルの夜景を語るなら、やはり汝矣島の漢江(ハンガン)沿い
『ボーイフレンド』ソン・ヘギョとパク・ボゴムが見つめ合ったシーン、覚えていますか?
あの穏やかな光は、盤浦大橋のレインボー噴水。
実際に訪れると、ドラマの切なさよりも、現実の美しさの方が少しだけ強いことに気づきます。

噴水ショーの水しぶきが光を反射して、空に虹がかかるその瞬間——
隣に立つ誰かがいなくても、ドラマの登場人物になった気がするほどです。

📍 アクセス地下鉄5号線「汝矣ナル駅」から徒歩約15分
🎥 作品情報『恋人』(2023年)でも、同じスポットが夜の告白シーンに使用されています。

🏰 景福宮前通り|『王になった男』『宮(クン)』——韓国史劇の象徴

近代ドラマの舞台とは対照的に、ソウルの中心には“時代を遡る道”があります。
景福宮(キョンボックン)前の広場
ここは数多くの史劇や時代ロマンスドラマの象徴的な撮影地であり、
『王になった男』では、仮面をつけたヨ・ジングが国の重みを背負った場所。

実際に立つと、足元の石畳に過去の記憶が染み込んでいるようで、
風の音すらも静かなセリフのように感じられます。

📍 アクセス地下鉄3号線「景福宮駅」から徒歩5分
💡 美咲メモ近くの「光化門広場」も撮影地としてよく使われます。夕暮れ時の光がいちばんドラマティック。

ソウルは“街そのものが物語を語る舞台”。
一歩歩くだけで、何かのドラマの一場面に繋がってしまう——。
そんな奇跡のような都市です。
ここを歩くたび、私は思うんです。
「韓国ドラマの真のロケ地とは、カメラの前だけじゃなく、人の記憶の中にも存在しているのだ」と。

🌊 釜山|海と街が溶け合う、“人間ドラマ”の舞台

ソウルが“物語を生み出す街”だとしたら、釜山は“感情が息づく街”
カメラの前で笑う俳優たちの表情がどこか柔らかく見えるのは、
この街の空気が人の心をほぐしてしまうからだと、私は思っています。

韓国南部にある港町・釜山(プサン)は、映画祭の舞台としても知られる“映像の聖地”
その美しい海辺は数々の韓国ドラマのロケ地として愛され、
特に近年は『海街チャチャチャ』『トッケビ』『流れ星』など、感情の細やかな作品で多く登場しています。

🏖️ 海雲台ビーチ(ヘウンデ)|『海街チャチャチャ』——笑顔と涙の混ざる海

“海の見える歯医者さん”の町として描かれた『海街チャチャチャ』
物語の舞台になったのは、実際に釜山市にある海雲台(ヘウンデ)ビーチ周辺です。

白い砂浜と青い水平線、その向こうに続く無限の時間。
私がここを訪れたのは、秋の午後でした。
ドラマのように子どもたちの笑い声が響き、潮の香りに包まれていると、
ホン班長(キム・ソンホ)の笑顔が、まるでそこにいるような錯覚に。

釜山の海は、ソウルの街よりも“人の心に近い”。
観光客よりも地元の人の生活が流れていて、どこか懐かしく、優しい時間が流れています。

📍 アクセス地下鉄2号線「海雲台駅」から徒歩約10分
💡 美咲メモ夕暮れ時のオレンジ色の光が、ドラマのエンディングのように街全体を包みます。

⛰️ 甘川文化村(カムチョン)|『トッケビ』『女神降臨』——絵本のような路地に宿る奇跡

丘の上にカラフルな家々が立ち並ぶ甘川文化村
“韓国のマチュピチュ”とも呼ばれるこの場所は、『トッケビ』の印象的なシーンにも登場しました。
石段を上るたびに息が切れるけれど、見下ろす景色にはどこか“希望の匂い”がある。

私はこの村の一角で、撮影中のカメラマンに話を聞いたことがあります。
彼が言った言葉が、今でも忘れられません。
「ここは物語の“余白”を撮る場所なんです。主人公がいない時間の空気を映すんですよ。」

その言葉の意味を、後になってようやく理解しました。
この村は、誰かのドラマが終わったあとも、静かに続いていく“日常の舞台”なんです。

📍 アクセス釜山駅からバスで約20分
💡 撮影スポット「トッケビの階段」は文化村入口近く。午後の逆光がベスト。

🌉 広安大橋(クァンアンデギョ)|『流れ星』『あなたが眠っている間に』——夜景が語る“余韻”

釜山の夜を彩るもうひとつの主役が、広安大橋
ライトアップされた橋が海面に映る光景は、まさに“ロマンチックの極み”。
『流れ星』『あなたが眠っている間に』など、夜景を背景にした切ないシーンの定番スポットです。

取材で訪れたとき、現地スタッフがこんな話をしてくれました。
「夜の海は、俳優の心を静かにするんです。セリフを言わなくても、絵になるから。」

その言葉通り、波の音と風のリズムがすでに“音楽”になっていて、
街全体がまるでドラマのラストシーンのようでした

📍 アクセス地下鉄2号線「広安駅」から徒歩15分
💡 美咲メモ夜9時のライトアップが最も幻想的。カップル率高めなので、撮影時は人の流れに注意。

釜山のロケ地は、どこも“人の息づかい”が残る場所。
ソウルが物語の「始まり」なら、釜山は「余韻」。
海の音が静かに心を包み、ドラマで描かれた愛や孤独が、まるで潮風に混ざってあなたの中に流れ込んでくるようです。

🌺 チェジュ島|自然と孤独が交差する、“心のロケ地”

ソウルが物語を描く舞台、釜山が感情を映す街だとしたら——
チェジュ島は、心を浄化する場所
空も海も広すぎて、まるで世界がいったんリセットされるような静けさ。
韓国ドラマの中で描かれる“孤独”や“癒し”のシーンは、なぜかこの島で撮られることが多いのです。
それはきっと、チェジュの風が、どんな悲しみも優しく包み込むから。

🌊 咸徳海水浴場(ハムドッ・ビーチ)|『愛の不時着』——あの“北朝鮮の海”は、ここにあった

世界中を涙で包んだ『愛の不時着』
実はあの、リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)とユン・セリ(ソン・イェジン)が再会する“北朝鮮の海”シーンは、
チェジュ島の咸徳海水浴場で撮影されています。

透明な海と白い砂浜。ドラマでは切ないラストの象徴として映っていた場所が、実際にはとても穏やかで、温かい。
私がここに立ったとき、風が頬を撫で、波がリズムを刻み、心の中の“セリの孤独”が少しずつ溶けていくようでした。

📍 アクセス済州市内から車で約20分
💡 美咲メモ午前の光が特に美しく、波の透明度が上がる時間帯。カメラを向けるだけで“ドラマの1コマ”に。

🌾 オソルロクティーミュージアム周辺|『マイン』——美術館のような豪邸が象徴する“女性の自由”

緑茶畑が広がるこのエリアには、数々のドラマ撮影で使用された豪邸があります。
その中でも特に有名なのが、『マイン』キム・ソヒョン演じるヒジャが暮らす家
撮影地は、オソルロクティーミュージアム周辺のプライベートヴィラ群

実際に訪れると、空気の密度が違います。
風の音まで整然としていて、まるで“完璧な人生”を体現しているよう。
でも同時に、その完璧さが生む“息苦しさ”も感じられる。
それが『マイン』という作品の核心であり、現地で立つとそのテーマが肌で理解できる気がするのです。

📍 アクセス済州国際空港から車で約40分
💡 美咲メモミュージアムカフェ「Innisfree House」からの眺めが絶景。作中の「静寂の象徴」として再現可能。

🕊️ 九龍岬灯台(クリョンアプ)|『ピノキオ』——真実を照らす光

『ピノキオ』のクライマックスで登場する灯台。
イ・ジョンソクとパク・シネが“過去を受け入れる”あのシーンの撮影地が、ここ、九龍岬灯台です。

潮風が強くて、髪が乱れるのも気にならないほどの迫力。
それでも、目の前の光がすべてを穏やかに包み込む。
まるで灯台そのものが「真実を受け入れる勇気」を教えてくれているようでした。

📍 アクセス西帰浦市(ソグィポ)から車で約25分
💡 撮影時間帯日没直前。黄金の光が灯台を包む瞬間がまさに“ピノキオの光”。

🌾 小さな牧場カフェ|『ボーイフレンド』——人生が交差する瞬間

ドラマの後半で、ソン・ヘギョとパク・ボゴムが静かに向かい合って話したカフェ
実際のロケ地は、チェジュ島南部の小さな牧場カフェ「Monsant de Aewol」です。

店内の大きなガラス越しに見えるのは、波でも空でもなく、“人生そのもの”。
この場所は、観光地でありながら、どこか“ひとりで来たい”と思わせる不思議な静けさがある。

📍 アクセス済州市から車で約30分
💡 美咲メモカフェの外に立つと、ドラマの中で聞こえていた“波の間”の静寂が再現されます。

チェジュ島のロケ地は、どれも「人の心を映す鏡」のよう
風景が主役であり、同時に脇役でもある。
だからこそ、俳優たちの感情がこの島の風に溶け、永遠に残るのです。
私にとってチェジュ島は、取材というよりも“祈り”に近い旅でした。
ドラマの登場人物が背負った痛みや孤独を、自分自身の人生に重ねながら歩く——そんな時間をくれる場所です。

📍 マップで見る韓国ドラマロケ地|物語を歩くためのガイド

ここまで紹介してきたソウル・釜山・チェジュ島のロケ地は、どれもドラマの記憶と人の感情が交わる場所。
でも実際に行くとなると、「どこから回ればいいの?」「効率的なルートは?」と迷う方も多いですよね。

そこで、私が実際に歩いたルートをもとに作成した、韓国ドラマロケ地マップ2025”をこちらにご紹介します。

💡 おすすめルート:3泊4日で巡る“韓ドラ聖地巡礼旅”
1日目:ソウル(北村韓屋村→安国カフェ→汝矣島夜景)
2日目:KTXで釜山へ移動(海雲台→甘川文化村→広安大橋)
3〜4日目:チェジュ島(咸徳ビーチ→マイン豪邸→九龍岬灯台)

💬 まとめ|ドラマの中を歩くという、最高の贅沢を

韓国ドラマのロケ地を巡るというのは、ただの観光でも、情報集めでもありません。
それは“心の物語”をたどる行為です。

スクリーンの中で泣いていた彼女の孤独も、微笑んでいた彼の優しさも、
その場所に立てば、まるで自分の中に流れ込んでくるように感じる。

ソウルの街角で「始まり」を見つけ、
釜山の海で「人の温度」に触れ、
チェジュ島の風に「静かな希望」を重ねる。
そうして旅を終えるころには、きっと気づくはず。
ドラマは“物語”ではなく、“自分の人生の一部”になっていたことを。

だから、もしあなたが次に韓国を訪れるなら——
ぜひ、ドラマの中を歩いてみてください。
俳優たちが立ったあの道を、あなた自身の足で。
その瞬間から、あなたの中で新しい物語が始まります。

 

🔗 情報ソース/参考リンク集

本記事の作成にあたり参照した公式観光サイト・施設情報・マップをまとめました。最新の営業情報やイベント、アクセスは各リンクの公式ページでご確認ください。

🌏 公式観光サイト(総合)

🏙 ソウル|ロケ地・施設公式

🌊 釜山|ロケ地・施設公式

🌺 済州島|ロケ地・施設公式

🧭 ルート計画・アクセス

※ 各施設の営業時間・料金・撮影可否・混雑状況は季節やイベントにより変動します。訪問前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

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