韓国を旅するたびに思うのは、「観光地よりも、人が暮らす風景のほうが心に残る」ということ。
こんにちは、韓国専門トラベルライターのmocaです。
これまでソウルから済州島まで──韓国全8地方を取材し、100回以上現地を歩いてきました。
でも、正直に言うと、最初の頃は“有名スポットを巡るだけの旅”で終わっていました。
ところが、地元の人に教えてもらった小さなカフェや、裏路地の食堂、
夕暮れの光が溶けるフォトスポットを見つけた瞬間に、
「ああ、これが本当の韓国なんだ」と感じたんです。
今回の記事では、そんな韓国を何度も旅してきたリピーターの視点から、
ガイドブックでは出会えない「地元っ子が通う、本当の絶対行くべき場所」を10ヶ所、厳選して紹介します。
📸 フォトジェニックな路地
🍴 心まで満たすローカルグルメ
🎎 伝統文化と現代が融合する体験
💄 旅の合間に立ち寄れる癒しの美容スポット
ただ“見る”だけの旅行ではなく、
“感じる”韓国を、あなたにも味わってほしい。
ここから先は、韓国を本気で好きになった人だけがたどり着ける世界の話です。
韓国リピーターが教える「本当の絶対行くべき場所」とは?
何度も韓国を旅していると、ふと気づくことがあります。
それは――「“観光地”と“心に残る場所”は、必ずしも同じではない」ということ。
たとえば、ソウルの中心・明洞(ミョンドン)や南大門市場(ナンデムン)は、観光では定番のエリア。
でも、リピーターの多くが「また行きたい」と語るのは、観光客よりも“地元の人が息づく”エリアなのです。
私が取材を通して感じた“本当に行くべき韓国”の共通点は、次の3つでした。
- ① 地元の人が日常的に訪れる(暮らしと観光が共存している)
- ② 写真だけでなく「空気ごと」美しい(映え以上の感動がある)
- ③ その土地の“味”や“文化”が体験できる(ただの観光地ではない)
こうした場所は、どれも“観光マップの外側”にあります。
地元っ子が放課後に立ち寄るカフェや、週末に並ぶパン屋、
ふとした会話から教えてもらったフォトジェニックな小道……。
その瞬間、その場所でしか味わえない“空気”こそが、旅の本当の醍醐味なのです。
実際、韓国を何度も旅してきたリピーターたちにアンケートを取ると、
8割以上が「地元の人が教えてくれたスポットが一番心に残った」と答えています。
私自身も、ソウルの路地裏や釜山のカフェで、現地の人との出会いが旅の印象を大きく変えた経験があります。
このあと紹介する10ヶ所は、そうした“暮らしの中にある感動”を体験できる場所ばかり。
ガイドブックには詳しく載っていないけれど、
韓国リピーターや地元の人が「また行きたい」と心から言う、本当の絶対行くべき場所です。
📍次章からは、エリア別に紹介していきます。
カフェ、フォトスポット、伝統文化、美容体験、グルメ――
あなたの“次の韓国旅”を変える出会いが、きっと見つかるはずです。
ソウル編|カフェ×伝統×美容が融合する最旬エリア
ソウルを歩くと、時間がふたつ流れているように感じます。
ひとつは、流行の中心として息づくトレンドの速さ。
もうひとつは、石畳に残る伝統の記憶の遅さ。
私はこの“ふたつの速度”が交わる場所に立つ瞬間が、たまらなく好きなんです。
① 益善洞(イクソンドン)|韓屋のぬくもりに包まれる、心の休息地
ある冬の午後、私はふらりと益善洞の路地に迷い込みました。
瓦屋根の下からこぼれる灯り、細い路地に響くカップの音。
凍える指先を温めるように入ったのが、韓屋カフェ「Ikseon Boutique」でした。
小さなストーブの前で飲んだ抹茶ラテは、ほんのりと甘く、心の奥に静かに沁みました。
その瞬間、私は「韓国のカフェって、味より“空気”を味わう場所なんだ」と気づいたんです。
帰り道、「トゥラン(두란)」という伝統餅カフェに立ち寄ると、
年配の店主が「寒いでしょう?」と笑いながら温かいお茶を出してくれました。
異国なのに、どこか懐かしい。――益善洞は、そんな“心の居場所”のような街です。
📸 フォトスポット: 韓屋の屋根越しに沈む夕陽、オレンジの灯りがともる夜の路地。
🎎 伝統体験: 韓服を着て歩けば、風の音までもやさしく聴こえます。
② 聖水洞(ソンスドン)|韓国の“今”を感じる、美と創造の街
私が初めて聖水洞を訪れたのは、友人に「ここ、ソウルでいま一番面白い場所だよ」と言われたから。
工場地帯だった通りに、カフェやギャラリーが次々と生まれ、まるで街全体が生まれ変わっているようでした。
中でも感動したのが、美容複合施設「Amore Seongsu(アモーレ聖水)」。
白い大理石の廊下に足を踏み入れた瞬間、花の香りとスキンケアの香りが混ざり合い、
“美しさを体験する空間”という言葉の意味がわかりました。
そこで肌診断を受けたあと、タッチアップコーナーで美容スタッフが私に言った言葉が印象的でした。
「あなたの肌には旅の記録が残っていますね」――
その一言で、旅と美容がひとつにつながった気がしました。
近くのカフェ「Plant Seoul」では、豆乳ラテとシナモンの香りが心地よく、
窓越しに見えるレンガの壁がまるで映画のワンシーン。
ここは、忙しないソウルで“自分を整える”ための場所です。
📸 フォトスポット: アート壁画、レンガ造りのカフェテラス、工場跡のブックストア。
💄 美容スポット: Amore Seongsuで、五感すべてで“韓国美容”を体験。
③ 北村韓屋村(プッチョン)|静寂の中にある、韓国の原風景
北村の坂道を登るたびに、私は胸の奥がすっと整っていくのを感じます。
風が屋根瓦をなでる音、韓紙ののれんが揺れる音、そして土の匂い。
ここには、時間の概念さえゆるやかに溶けてしまう“静けさ”がある。
私のお気に入りは、韓屋を改装した伝統茶カフェ「チャドゥン(茶香)」。
おばあさんが静かに五味子茶(オミジャチャ)を注ぐ手元を見ていると、
まるで“暮らし”そのものが芸術のように思えてきます。
外に出ると、瓦屋根の向こうにソウルタワーのシルエット。
「韓国の古さと新しさが、同じ空を見ている」――
そんな感覚を抱いたのは、北村だけでした。
📸 フォトスポット: 韓服を着て歩く石畳の坂道、瓦屋根の向こうのソウルタワー。
🎎 伝統体験: 書院での書道、韓紙工芸体験もおすすめです。
ソウルは、流行と伝統がせめぎ合いながらも、どこかで優しく共存しています。
私はこの街を歩くたびに、「美しいものとは、派手さではなく、静けさの中にある」と感じます。
次は、海の風が優しく頬をなでる街――釜山(プサン)へ向かいましょう。
そこでは、“地元の味”と“旅人の心”が出会います。
釜山編|海と光と“地元の味”が輝くフォトジェニック旅
ソウルの洗練とは対照的に、釜山には“素朴な力強さ”があります。
潮風が肌をなで、遠くから漁船の汽笛が聞こえると、胸の奥のスイッチがふっと緩む。
釜山の魅力は、観光地というより、「暮らしの中に旅がある」ということなんです。
① 甘川文化村(カムチョン)|カラフルな丘で感じる、人生の色
初めて甘川文化村を訪れた日、私は坂道の多さに少し息を切らせていました。
でも、ふと顔を上げた瞬間――目の前に広がったのは、まるで絵本のようにカラフルな街並み。
パステルブルー、サーモンピンク、レモンイエロー……。
その色たちが太陽の光を浴びて、まるで“釜山の笑顔”のように輝いていました。
地元の雑貨屋の女性が声をかけてくれて、私は店先で手作りのマグネットを選びながら世間話をしました。
「ここは昔、貧しかったけどね。今は観光客が来てくれて嬉しいよ」
その言葉に、“変わる街の誇り”が宿っているように感じました。
📸 フォトスポット: ピンク階段、屋上テラス、カラフルな家々が並ぶ高台。
🍴 グルメ: 丘の上のホットク屋さん。ナッツと黒糖がとろけて、坂道の疲れも一瞬で消えます。
② 広安里ビーチ(クァンアルリ)|夜の海に、心が灯る
釜山の夜を語るなら、広安里ビーチを外すことはできません。
夕暮れ、空がオレンジから藍色へと変わる頃、私は砂浜に腰を下ろしていました。
目の前には、ライトアップされた広安大橋が静かに光り、波が優しく足元を撫でていきます。
カップルが笑いながら花火をしている隣で、私は紙コップに入ったマッコリを一口。
潮風とお酒の香りが混ざり合って、まるで時間が少しだけ酔っているようでした。
地元の人たちは、海を見ながら語るのが好きだといいます。
確かにここでは、誰もが心の防波堤を下ろして、自然体でいられる。
“観光地ではなく、心を休める場所”――それが広安里の魅力です。
📸 フォトスポット: 広安大橋のライトアップ、夜のカフェ通り。
🍴 おすすめグルメ: 海辺の屋台で食べる「ナクチポックム(タコ炒め)」と、香ばしい焼きオムク(練り物)。
③ 南浦洞市場(ナンポドン)|釜山の“人情グルメ”が詰まった台所
市場の入り口で、まず飛び込んでくるのは香ばしい油の匂いと、鉄板の上で弾ける音。
「ナンポドンに来たら食べなきゃね!」と屋台のおばちゃんが笑いながら手渡してくれたのは、アツアツのオムク(練り物)でした。
かじると、ほんのり甘くて、魚の旨味がじゅわっと広がる。
その味に、私は「これが釜山の味なんだ」と思わずうなずきました。
市場を歩けば、キムチやトッポッキ、ナッツ菓子の香りが混ざり合い、五感が賑やかに踊り出します。
カメラを構える暇もないほど、“生きている市場”の熱気が全身に伝わってくる。
📸 フォトスポット: 赤いテントの屋台街、蒸気が立ち上る食堂前。
🍴 グルメ: トッポッキ、オデン、ホットク。食べ歩きこそ釜山の正解です。
釜山は、華やかではないけれど、人の温度がそのまま街の魅力になっている場所。
港の風が頬を撫でるたびに、私は「旅って、風の中にある」と感じました。
そして、そんな釜山の風を追うように、私は次の目的地へ。
伝統と自然、そして“癒し”が共存するあの場所――全州と済州島へ向かいます。
地方編|伝統と自然、そして“癒し”を感じる旅
韓国の地方を旅していると、時間の流れがゆるやかに変わっていくのを感じます。
ソウルや釜山のようなエネルギーとは違い、ここには“静かな力”がある。
街の音も人の声も、どこか穏やかで、心が深呼吸を始めるような感覚です。
① 全州(チョンジュ)|伝統と味覚が息づく、韓国の心
初めて全州を訪れたのは、春のはじまり。
街の空気が少し甘く、風がやわらかかったのを覚えています。
全州韓屋村の木造の家々のあいだを歩くと、瓦屋根がまるで波のように連なり、
その静けさの中で、どこか懐かしい音が響いていました。
私は一夜だけ、韓屋に宿泊しました。
畳のような床に布団を敷き、窓の外で風が竹を揺らす音を聞きながら眠る夜。
それはまるで「時間の音」を聞いているようでした。
朝、地元の市場で食べた全州ビビンバは、彩りも味も人生でいちばんやさしい一皿。
おばあさんが「辛くないようにしておいたよ」と微笑んでくれたその言葉に、
この街の温かさが詰まっているようでした。
📸 フォトスポット: 韓屋の屋根越しに見える夕陽、マッコリ横丁のランタンの灯り。
🎎 伝統体験: 韓服体験、韓紙工芸、伝統茶カフェ「ダソン」もおすすめ。
② 江陵(カンヌン)|海辺の朝焼けと、珈琲の香り
江陵を訪れるたびに思うのは、「朝がこんなに美しい街があるんだ」ということ。
夜明け前の海沿いを歩いていると、空が徐々に白みはじめ、水平線が金色に染まっていきます。
海岸沿いのAnmok Coffee Streetでは、カフェがいくつも並び、
焙煎の香りと波の音が混ざり合う。
私は「Terarosa Coffee」の窓際席に座り、
目の前に広がる海を見ながらラテを飲む――それだけで、もう一日の価値がある気がしました。
地元の人が教えてくれたのは、海辺にある小さなサロンのヘッドスパ。
潮風を感じながら受ける施術は、まるで“心のデトックス”。
江陵は、ただの観光地ではなく、“日常を整える場所”なのだと思います。
📸 フォトスポット: 朝焼けの海、カフェテラス、波打ち際の散歩道。
💄 美容スポット: 海風ヘッドスパ、アロマトリートメント。
🍴 グルメ: 塩パン専門店「Baker’s Beach」、海鮮粥が絶品の食堂も人気。
③ 済州島(チェジュ)|自然と癒しと美しさが調和する楽園
済州島に降り立つと、空気の透明度がまるで違います。
海の匂いに混ざって、柑橘の甘い香りがふわりと漂う。
空も風も、人も、すべてがゆっくりしていて、“旅の呼吸”が深くなる島です。
私が訪れたのは、海沿いのカフェ「Bomnal」。
映画のような景色の中で飲むアメリカーノは、
波の音と混ざり合って、不思議と心をまっさらにしてくれました。
そのあと立ち寄った「innisfree JEJU HOUSE」では、
緑茶畑を眺めながらオーガニックコスメ作りを体験。
肌にのせた瞬間、風の匂いまで違って感じるほどでした。
夕暮れ、オレ道のハイキングで出会ったのは、地元のおじいさん。
「ここの風は、悩みを外に連れていく風だよ」と言われ、
笑いながら「本当ですね」と答えた私の頬を、やさしく海風が撫でていきました。
📸 フォトスポット: オレ道の夕焼け、緑茶畑、海辺カフェのテラス。
💄 美容スポット: innisfree JEJU HOUSE、オーガニックスパ。
🍴 グルメ: 黒豚焼肉、みかんデザート、緑茶スイーツ。
全州で“心の味”を知り、江陵で“時の流れ”を感じ、
そして済州で“自然の癒し”に包まれた。
この3つの街が教えてくれたのは、旅とは「情報」ではなく「体温」で覚えるもの」だということ。
次の章では、そんな韓国の美しさを深める――
「韓国美容×伝統文化の融合スポット」を紹介します。
韓国美容×伝統文化の融合体験スポット
韓国の“美しさ”は、ただの流行ではなく、「生活の中にある文化」だと私は思っています。
カフェのデザイン、料理の盛り付け、そして人の所作。
そのどれもが「美しくあること」を自然に表していて、訪れるたびに心が整っていくのです。
ここでは、私が実際に訪れて「美と伝統がひとつになっている」と感じた3つの場所を紹介します。
① 仁寺洞「O’sullocティーハウス」|伝統茶とモダンカフェの出会い
ソウル・仁寺洞(インサドン)のメインストリートを歩いていると、
伝統の香りと現代的なセンスが融合した不思議な空間に出会います。
それが、「O’sullocティーハウス」。
建物の中に入ると、香ばしい緑茶の香りと木のぬくもりが広がり、
まるで“韓国の静寂”がそのまま形になったような雰囲気。
私は、全州で出会ったおばあさんを思い出しながら、オミジャラテをひと口。
甘酸っぱさが喉をすべり落ちる瞬間、旅の記憶がふっとよみがえりました。
O’sullocは、韓国の伝統茶文化をモダンに再解釈したブランド。
伝統を「今のかたち」で届ける」という姿勢に、私は深く共感しました。
📸 フォトスポット: 木造インテリアと緑茶アートラテ。
🎎 体験: 韓国茶の飲み比べ、オリジナルティーブレンド体験。
② 北村「ヘリム韓方スパ」|韓方とアロマが調和する癒しの時間
北村の静かな路地にある小さなスパ。
看板には「ヘリム韓方スパ」とだけ書かれていて、観光客よりも地元の女性たちが通う“隠れ家”のような場所です。
私が受けたのは、韓方オイルを使った全身トリートメント。
温かい手のひらと薬草の香りが肌を包み込み、呼吸が深くなる。
まるで「体の中から旅の疲れが溶けていく」ような感覚でした。
終わったあと、オーナーの女性が笑顔でお茶を出してくれて、
「旅人は、体より先に心が疲れるのよ」と言いました。
その言葉が、いまでも忘れられません。
💄 美容体験: 韓方アロマトリートメント、足湯、薬草スチーム。
🎎 文化体験: 韓方オイルの調合見学、五行説に基づいたカウンセリング。
③ 弘大「Abib Aesthetic Lounge」|最先端のKビューティーを“体感”する
弘大(ホンデ)の路地にひっそりとある白い建物。
そこが、韓国スキンケアブランド「Abib」の旗艦店「Abib Aesthetic Lounge」です。
店内は真っ白なギャラリーのようで、光と香り、音がすべて計算された空間。
私はスタッフの案内で肌水分測定を受け、自分に合う美容液を選んでもらいました。
「肌は、旅の記録です」
そう言われた瞬間、ソンスドンで聞いた言葉が頭をよぎりました。
韓国では、美しさが“装うこと”ではなく、“自分を大切にする時間”そのものなんだと感じたのです。
💄 美容体験: 肌診断、カスタム美容液作成、香りのカウンセリング。
📸 フォトスポット: 白い壁と自然光が差し込む鏡の間。
3つのスポットをめぐって感じたのは、
「韓国の美は、日常の中にある祈り」ということ。
茶を淹れる、香りを整える、肌に触れる——そのすべてが“自分を整える儀式”なんです。
私はこの国を旅するたびに、「美しくなることは、自分を優しくすること」だと気づかされます。
そしてそれが、韓国の文化の奥深さでもあるのだと思います。
次の章では、そんな旅をより豊かにする「旅の余韻ノート」と、
韓国旅行を楽しむためのヒントをお届けします。
旅の余韻を残す、moca流・韓国旅ノート(まとめ)
旅が終わったあと、私はいつもノートを開きます。
そこに書くのは、観光地の名前でも、行ったお店のリストでもありません。
ほんの一瞬、心が動いた瞬間の“記憶の温度”です。
たとえば、益善洞のカフェで飲んだ抹茶ラテの香り。
広安里の夜風の音。
全州の宿で聞いた風鈴の響き。
それらをノートに書きとめると、旅が“体験”から“記憶”に変わっていくのが分かるんです。
私がいつも旅ノートに書く3つのこと
- ① 五感で覚えたこと: 「香り」「音」「空気」「人の声」を言葉にする
- ② 心が動いた瞬間: 写真に残せなかった“気づき”を書きとめる
- ③ もう一度行きたい理由: 「またあの場所で○○したい」という自分の言葉を残す
この3つを続けていくと、旅は「行って終わり」ではなく、
自分の中で何度も再生される物語になります。
それは、“心のアルバム”を増やすような感覚です。
韓国が教えてくれたこと
韓国を何度も旅してきて思うのは、
この国の魅力は“派手さ”ではなく“丁寧さ”にあるということ。
カフェの一杯にも、料理の一皿にも、人の挨拶にも、
どこかに「心を込める」文化が根づいています。
だからこそ、訪れるたびに私は、“自分を大切にすること”を思い出すのです。
そして、美容や伝統、グルメやフォトスポットなど、どんなテーマであっても、
その根底には「自分と向き合う時間」がある。
それが、私が韓国に惹かれてやまない理由です。
旅の終わりに──次の韓国へ
旅を重ねるたびに、私はひとつ確信するようになりました。
「韓国は“行くたびに優しくなる国”だ。」
初めて訪れたときよりも、2回目、3回目のほうが、
街の匂いも、人の声も、深く心に届く。
それは、旅が“情報”から“感情”に変わる瞬間です。
あなたも、ぜひ次の旅では、
誰かに勧められたスポットだけでなく、
自分の心が惹かれる“何か”を探してみてください。
そして、その瞬間に出会った感情こそが、
きっとあなたにとっての「本当の絶対行くべき場所」になります。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
この旅の記録が、あなたの韓国旅のきっかけになりますように。
そして、いつか同じ空の下で、同じ風を感じながら——
またこの国のどこかで、お会いしましょう。
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